昼寝ネコのポートレート
昼寝ネコのポートレート:作画はカトリ〜ヌ・笠井さん
あれれのれ!普段からあんドーナツやら団子の誘惑に負けている姿を見逃さず、しっかりイラスト化されてしまいました。カトリ〜ヌ・笠井さんはいつの頃からか、昼寝ネコ一族を見分ける能力を身につけられていて、何匹もの仲間たちを絵に描いてくださっています。
以上は、私が人間のときの格好を見て、本来のネコ姿を想像し、描かれた作品です。以下は、世界中に散乱しているであろう昼寝ネコ一族を、なんと想像だけで描いてしまった作品なのです。恐れ入りましたのであります。
ざっと調べただけでも、中国大陸、ヨーロッパ大陸、南米大陸、ユーラシア大陸、オセアニア、中にはどうも異星人ではないかと思われるネコも紛れ込んでいるようなのです。いずれも、どの時代に生まれ、どのような来歴なのかは本人にも私も良く分かりません。でも、昼寝ネコ同士はちょっと言葉を交わしただけで、同胞であることがすぐに分かってしまうんです。恐ろしいものです。
この頃から、カトリ〜ヌ・笠井さんはモデルになったネコたちの、うるさい注文に応じてあれこれ背景も描き込んでくれるようになりました。なるほど、なんとなく生きている環境が想像できる雰囲気になりました。
さて、カトリ〜ヌ・笠井さんは、個性豊かな昼寝ネコ一族たちとの出会いい刺激され、ますます「ネコ画伯」としての境地を極めるようになりました。その名は徐々に世界中に知れ渡り、肖像画を描いてほしいというリクエストも入り始めたのです。あっ、カトリ〜ヌっていう名前だからって、別に日系のフランス人でもなんでもありません。ただ単に誕生日が、フランス女優のカトリ〜ヌ・ド・ヌーヴと同じだというのが命名のいわれだそうです。でもそういえば、どことなく雰囲気がカトリ〜ヌ・ド・ヌーヴに似ているような気がしないでもありません。
↑このイラストは、何年か前の私の誕生日の時に描いてくれものです。誕生日なのに全然嬉しそうではありません。逆に困ったさんの表情です。本当はケーキを食べたいんだけど、血糖値が気になるなあ、という非常に現実的な当惑を絵にしてくれたのです。
それにしても、知らないうちにずいぶんたくさんの昼寝ネコたちと知り合いになっていたんですね。これはやはり、世界中の昼寝ネコ一族の子孫をなんとか探し当てて、キャットフードがまずいとかそういう話題ではなく、昔のように有益な情報交換をすべき時代になったのだと、改めてそう思っています。
こうしてみると、ずいぶんたくさんの作品が埋蔵されていたのだと、改めて驚いています。ずいぶんいろんな個性のネコたちが存在しているんですね。改めて驚いてます。どうやら、まだまだ現れるようです。
ネコたちも、存在感のある表情になって来ました。懐かしい面々です。